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新しいコミュニケーション方法のヒント

ソニー損保 ウェブサイト企画部の片岡です。

今回から、これまでの渡辺に加えてウェブサイト企画部のメンバーがブログの執筆を担当させていただくこととなりました。よろしくお願いします。
なお、私は2007年10月18日以来、2回目の登場です。



先月、あるウェブ関連のセミナーを受講し、非常に勉強になったものがありました。
そのセミナーは「明日の消費者との付き合い方」というタイトルで、講師は河野 武(こうの たけし)さんというコミュニケーション・デザイナーの方でした。
最近では「そんなんじゃクチコミしないよ。」という本を執筆されていらっしゃいます。

今回はセミナー受講を通じて、ウェブサイト企画の担当者として感じたことの中から何点か述べたいと思います。
(当日の講演資料は河野 武さんのウェブサイトで公開されています。)


●「売ったら終わりじゃなく、そこがスタート」
これが今回のセミナーで最も印象深く、これから大切にしていきたいと感じた言葉です。
「保険」は、事故や病気といった「いざ」というときにならない限り、その価値を実感することがないという商品特性です。
このため、ソニー損保でご契約いただいても、その選択が正しいかどうか不安に感じてお客様もいらっしゃると思います。
このような特性を持った商品だからこそ、より購入後のお客様との関係作りというものが重要になってくると認識しています。


●「ネガティブ情報も、隠さず説明」
現在「お客様の声」として、実際の利用者の声を「不満の声」を含めて公開していますが、今後、「ソニー損保にできること。できないこと。」をわかりやすくご理解いただくような取組みも考えなければならないと感じました。


●「企業と消費者、消費者同士の繋がりをより強固に」
ソニー損保の保険を契約いただいた方、そして実際にロードサービスを利用されたお客様や、事故対応を経験されたお客様が、ご自身のブログでその感想を書いてくださることがあります。
ブログの記事には、満足という感想ばかりではなく、残念ながら対応に不満と感じられたというものもあります。

ソニー損保についての感想をご自身のブログに書いてくださること、それだけでも非常にありがたいことであり、さらに、その記事の多くは今後の業務改善への貴重なヒントとなるものです。
たとえ厳しいご意見であっても、ソニー損保に対する応援メッセージだと受け止めなくてはならないと思っています。

(満足・不満足を問わず)感想を書いてくださったお客様とソニー損保、そしてさらにはお客様同士が、インターネットを通じて直接つながりあえたら素敵だと思います。
そんな場をいつか創ってみたいと思います。

また、本来であれば、感想を書いてくださったお客様ひとりひとりのブログに、お礼のコメントを書込みさせていただきたいところなのですが、なかなかできない諸事情があり、お客様にこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います。




「ダイレクトの保険会社」というと、なんとなくインターネットや電話での契約からスタートしたお付き合いのため、冷たい印象を持たれがちですが、「ダイレクト=お客様と直接つながることができる」というメリットがあるのです。
この「お客様とソニー損保のコミュニケーションサイト」を2年前に立ち上げたのも、お客様と直接つながる場にしたいという想いからでしたが、今後もソニー損保が「ダイレクト」の保険会社であることを活かした、新しいコミュニケーションの方法を考えていきたいと思います。


皆様からもソニー損保のウェブサイトについてご意見をいただければ幸いです。

ご意見はこちらからお願いします。

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