「あるのに見えないって?」

はじめまして、ウェブサイト企画部の西尾です。
ウェブ業界から2010年7月よりソニー損保にやってまいりました。
お客様に「わかりやすいウェブサイト」を提供することで、不満ゼロを目指したいと思います。

さて、
今回のタイトル「あるのに見えないって?」ってどういうことだか分かりますでしょうか?
(ご存知の方もいるかと思いますがお付き合いください。)

まず、は次の「●」を5秒間じっと見つめてください。

ココに注目→●←ココに注目

じっと見ている間、
画面の左にあるオレンジの四角のボタンに何が書いてあったか見えましたか?

「ご意見・ご質問はこちらとオレンジボタンに書いてあった」と答えられる人はほとんどいないと思います。
「なんとなく何かがある」と感じた方や、「何かあることを気にもしなかった」という方が一般的な感覚です。

ここでタイトルの出番です。

「オレンジの四角いボタン」は「あるのに見えてない」のです。
言い換えると、
「●」を見ている人にとって、「オレンジの四角いボタン」は「視界に入っていない」ため、「ない」に等しいのです。

お客様の声にも
「~~が書いていない」
といったご意見をいただくことがあります。
本当に書いてない場合もありますが、
今回のように「あるのに見えない」という場合もあります。

この「あるのに見えない」の改善はなかなか難しいものです。
少なくとも情報は提供しているので、
「より目に止まりやすく」する工夫が必要となります。

どうするか?

一つの解決策として、次の方法があります。

「お客様の視線がどのように移るのかを考えて、流れの中に情報を配置する」

視界に入っていないので、視界に入るようにするのです。
視界に入ることで「目に止まる可能性」が高くなります。

これで完全に解決とまでは行きませんが、
他の方法なども組み合わせて改善することで、
「あるのに見えない」を少なくしていきます。

一歩ずつですが、
お客様に「わかりやすいウェブサイト」を提供していきたいと思います。