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もうすぐ夏本番!

ソニー損保の長田です。

さて、突然ですが皆様、「ラニーニャ現象」をご存知でしょうか?
ラニーニャ現象とは・・・
太平洋上で、東からの風が強まることにより、西へ向かう海流が強くなり、暖かい海水が西側に流される一方、太平洋赤道域の中央部から南米のペルー沿岸にかけての広い海域で海面水温が低くなる現象です。
そして、今年は5月から、このラニーニャ現象が発生しているようです。
これまでの気象データを見ますと、ラニーニャ現象が発生した場合、日本では夏の気温が非常に高くなっています。
今年の夏は猛暑となる可能性が高いようです。

私たちにとっても厳しい夏になりそうですが、実は夏は車にとっても厳しい季節なんです。
下のグラフは、昨年度、弊社のロードサービスを利用された件数の推移です。
夏場のロードサービスの利用件数が多くなっていることがおわかりかと思います。


夏場に車のトラブルが増えるもっとも大きな原因は、「バッテリー上がりが起こりやすい」ということです。
では、なぜ夏場にバッテリー上がりが起こりやすいのでしょうか。
夏場は高温になるため、バッテリー自体の劣化が進むだけでなく、運転中は、エアコンの使用により、大量の電気を消費します。

また、この時期のお出かけは渋滞にハマってしまうことも多いですよね。渋滞時のノロノロ運転は発電量の低下を招きます。
これらのことが原因で、夏はバッテリー上がりが多く発生するのです。
しかしながら、バッテリーのトラブルは、日ごろの点検で、ある程度予防することができます。
カーショップや、ガソリンスタンドでもバッテリーのチェックをしていただけるところもあるようですし、バッテリー液が適正なレベルにあるかは、自分で確認することもできます。
一年に一回は点検をしていただきたいバッテリーですが、夏の楽しいお出かけが台無しにならないためにも、この時期の点検をお勧めいたします。