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GPSのススメ

こんにちは。ソニー損保の大森です。
私が初めてロードサービスを利用したのは1997年、場所はオーストラリア・タスマニア島の山の中でした。当時はカーナビや携帯電話のGPSなどもなく(そもそも日本の携帯電話を海外で使用することなど不可能でした)、公衆電話を探してトラブル状況や場所を英語で伝えるのに苦労した思い出があります。その頃からするとGPSの進歩・普及には隔世の感があります。

多くのロードサービス要請案件ではお客様がトラブル場所をご存知ですので簡単に出動場所を特定できるのですが、旅行先などの場合はGPS位置情報通知をご利用いただくことにより、精度の高いロードサービス出動場所を特定でき、より迅速にサービスを提供することができるようになります。

ロードサービスデスクのスタッフも受付時にはお客様から場所を特定できる情報をうまく伺おうと誠心誠意対応していますが、結果的に場所の特定に時間がかかるとお客様のイライラは募りますし、到着の遅れにも繋がります。ソニー損保では、お車の事故や故障などのトラブル時にサポートする無料アプリ「トラブルナビ」を提供しており、事前にダウンロードしていただければ、万一のトラブルの際のロードサービスデスクへのご連絡やGPS位置情報通知の利用をサポートできると思いますのでぜひご活用ください。

先日、ロードサービスデスクの対応品質を確認すべく受付担当者の通話をモニタリングしていた時のことです。お客様がトラブル場所の説明をしにくかった様子を見てか、現場に駆けつけた警察官が電話を代わり、ご自身の携帯電話のGPS位置情報から地図アプリで現場の所番地を伝えてくださいました。「トラブルナビ」などのご準備がなくとも、単純に、こういった形でのGPS活用もあったのか、と今更ながらに感心してしまいました。
ただ、「備えあれば憂いなし」ということもありますので、この機会に「トラブルナビ」をぜひ試してみてください。
※「トラブルナビ携帯版」はこちら