ロードサービスの現場

こんにちは。ソニー損保の大森です。

ロードサービスのご要請の多くはバッテリー上がりやパンクなどへの応急作業(バッテリーの点検、ジャンピングやパンク時のスペアタイヤへの交換作業等)であり、実際に事故や故障等でレッカーサポートをご要請いただくことは、ロードサービス全体に占める割合としては少ないのですが、その分、どのように作業が行われるかイメージしにくいのではないかと思い、今回は、ロードサービスの現場で行われているレッカー作業の一部をご紹介したいと思います。

■レッカー車
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通常のレッカー(牽引)作業で使用する車両です。


■レッカー車による牽引①
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事故や故障でお車が自力走行できなくなった場合、レッカー車のアームに駆動輪を乗せ、修理工場等まで牽引します。


■レッカー車による牽引②
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FR車や四輪駆動車の場合は後輪にドーリー(滑車)を装着して牽引します。


事故やトラブルの大半は、レッカー車による牽引作業で解決できるのですが、状況によってはクレーン作業等の特殊作業を行わないとレッカー車に積載できません。

このような特殊作業料金につきましては「レッカーサポート」でご提供する無料サービスの範囲外で、お客様からのご依頼により別途有料でご提供するサービスとなります。


■落輪からの引き出し① 
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前後両輪とも側溝に落輪しており通常のレッカー車では引き出しができません。
クレーン車により落輪側の側面を持ち上げ、作業車後部と事故車前方のチェーンを支点としそのまま旋回をして道路と並行に引き出す作業を行っています。


■落輪からの引き出し②
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前後両輪とも側溝に落輪しており通常のレッカー車では引き出しできません。
地面に残っているタイヤに滑車をかませ、クレーン車2台で落輪側を吊り上げ安定させたまま道路側にスライドをさせることで引き出しを行っています。


■電柱接触からの引き剥がし
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前輪車軸が破損し、タイヤが回転しないため引き出しができません。
クレーン車で吊り上げることにより電柱との空間を作り、そのまま車両を横向きに置き、レッカー車に積載する作業を行っています。


通常の牽引作業以外に、クレーン作業等の特殊作業が必要となる場合、その費用はお客様のご負担となります※ことをご容赦いただかなければなりませんが、ロードサービスデスクは、出動スタッフとの連携を密にして、お客様に丁寧にご説明しつつ、迅速なトラブル解決に努めております。サービス内容や作業内容について分からないことがありましたら、ロードサービスデスクにご遠慮なくお問合せください。

※ ソニー損保のロードサービスは提供条件がございます。詳しくは「利用規約」をご確認下さい。