ガソリン価格の高騰で、『「帰省の取りやめ」や「帰省手段の変更」を検討した』2割弱
自家用車での帰省 平均費用19,706円、昨年比3,000円超の増加
お盆の帰省ラッシュは8月9日(土)と13日(水)にピークが分散
Uターンラッシュは8月16日(土)・17日(日)に集中
車内ヒットチャート
渋滞のストレス発散で熱唱したい曲1位は「Let It Go ~ありのままで~」、
眠気覚ましに聴きたい曲は「ultra soul」と「ガッツだぜ!!」
圏央道開通で「お盆の渋滞緩和に期待」5割強、「観光地に行きやすくなる」6割半
「エンジントラブル」、「パンク」、「バッテリー上がり」などの車のトラブル、
女性の約4割が対処する自信がなく不安
ソニー損害保険株式会社(URL:https://www.sonysonpo.co.jp/ 本社:東京都大田区蒲田5-37-1 アロマスクエア11F、代表取締役社長 丹羽淳雄)は、2014年7月4日~8日の5日間、自家用車を所有して自分で運転をする20代~50代で、「今年のお盆に帰省する予定がある」男女に対し、「2014年 お盆の帰省に関する調査」をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効回答を得ました。
アンケート総括
◆お盆の帰省手段「自家用車」が9割、自家用車での帰省 平均移動時間は片道2.7時間
◆ガソリン価格の高騰で、『「帰省の取りやめ」や「帰省手段の変更」を検討した』2割弱
◆自家用車での帰省 平均費用19,706円、昨年比3,000円超の増加
全回答者1,000名に、今年のお盆の帰省で利用する予定の交通手段を複数回答で聞いたところ、「自家用車」が90.0%、「鉄道」が13.9%、「飛行機」が5.1%となりました。(図1)
また、帰省にかかる移動時間(片道)の平均は2.8時間で、帰省で自家用車を利用する予定の方は2.7時間、鉄道の方は4.0時間、飛行機の方は5.3時間となっています。(図2)
次に、ガソリン価格の高騰によって、帰省計画の変更を検討したか聞いたところ、『帰省計画の変更を検討した』(「帰省の取りやめ」や「帰省手段の変更(自動車から鉄道への変更など)」を検討した)割合は2割弱(18.4%)となりました。今年は原油価格の高止まりのほか、消費税・地球温暖化対策税(環境税)のダブル増税などが影響し、ガソリン価格が高騰したと言われています。そのような状況の下、自家用車での帰省をためらってしまう方もいたようです。
また、年代別でみると、『帰省計画の変更を検討した』割合は若い年代ほど高く、20代では26.0%と4人に1人の割合となりました。(図3)
続いて、今年のお盆の帰省にかかる費用を聞いたところ、自家用車を利用する予定の方の平均は19,706円、鉄道の方は44,576円、飛行機の方は64,686円となりました。(図4)
また、帰省で自家用車を利用する予定の方(900名)の帰省にかかる費用は、年々増加の傾向がみられ、昨年比では3,000円超の増加となりました(2012年 14,428円→2013年16,560円→2014年19,706円)。
年代別でみると、特に30代は昨年比で6,000円超の増加(2013年12,432円→2014年19,077円、+6,645円)と、増加幅が大きくなりました。(図5)
◆お盆休みの平均日数「5日」、「1週間以上」は2割半
◆帰省の連絡方法 実家(親)へは「電話」8割強、
友人へは「メール」4割弱、「電話」3割弱
◆20代は友人への帰省連絡で「LINE(チャット)を利用」4割弱、「SNS」は1割強
全回答者1,000名に、今年のお盆休みの日数を聞いたところ、「5日」が24.9%で最も多くなり、次いで「3日」が18.1%、「4日」が10.2%で続きました。半数以上の方は、『3~5日』(53.2%)のお盆休みを取得しているようです。また、『7日以上』のお盆休みがある方は2割半(24.4%)となり、平均日数は5.0日となっています。(図6)
続いて、お盆の帰省予定(いつ帰る、いつまで居るなど)をどのような方法で連絡するか(したか)を複数回答で聞いたところ、【実家(親)への連絡】では、「電話(音声通話)」が81.7%と圧倒的に多く、次いで「メール」が33.1%、「LINE(チャット)」が8.1%となりました。メールやチャットだけで済ますことなく、電話をかけて帰省予定を伝えている方が多いようです。
年代別でみると、20代は「メール」49.2%や「LINE(チャット)」20.8%を利用する割合が他の年代よりも高くなりました。(図7)
同様に、【地元の友人への連絡】について聞いたところ、「メール」が最も多く38.4%、次いで「電話(音声通話)」が26.8%、「LINE(チャット)」が19.7%、「SNS(Facebook、Twitterなど)」が7.3%となりました。【実家(親)への連絡】と比べると、メールやチャット、SNSなどが活用されている様子がうかがえます。
また、こちらも年代別にみると、20代は「LINE(チャット)」38.8%や「SNS(Facebook、Twitterなど)」12.8%を利用する割合が他の年代よりも高くなりました。(図8)
◆お盆の帰省ラッシュは8月9日(土)と13日(水)にピークが分散
◆Uターンラッシュは8月16日(土)・17日(日)に集中
◆高速渋滞で走る車線は「左車線」4割強、20代は「車線移動を繰り返す」3割
今年のお盆はいつごろが渋滞のピークとなるのでしょうか。
今年の帰省で自家用車を利用する予定の900名に、帰省予定日を限定回答形式(回答は2つまで)で聞いたとこころ、「8月9日(土)」18.6%と、「8月13日(水)」17.6%に回答が分かれました。シーズン前半は9日付近が、後半は13日付近が帰省ラッシュのピークとなりそうです。(図9)
同様に、Uターン予定日について限定回答形式で聞いたところ、「8月16日(土)」18.0%と「8月17日(日)」17.8%の2日間に3割半(合計35.8%)の回答が集中しました。Uターンラッシュのピークは16日・17日付近となりそうです。(図10)
続いて、高速道路で渋滞に巻き込まれたときに走行することが多い車線について聞いたところ、「左側の走行車線」が42.0%、「中央の走行車線」が21.1%、「右側の追越車線」が14.2%、「流れが良い車線に移動を繰り返す」が22.7%、となりました。サービスエリアやパーキングエリアに抜けやすいからでしょうか、左車線を選ぶ方が最も多くなりました。
年代別にみると、20代は「流れが良い車線に移動を繰り返す」が29.4%と他の年代よりも高くなりました。「早く目的地に着きたい」と急く気持ちを抑え、事故やトラブルにつながる無理な車線変更は避け、安全運転を心がけましょう。(図11)
◆車内ヒットチャート
渋滞のストレス発散で熱唱したい曲1位は「Let It Go ~ありのままで~」
眠気覚ましに聴きたい曲は「ultra soul」と「ガッツだぜ!!」
渋滞にはまって車が動かなくなったとき、音楽を聴いたり歌ったりして、眠気やストレスを解消する方も多いかと思います。そこで、車内で聴いたり歌ったりする音楽について、質問しました。
今年の帰省で自家用車を利用する予定の900名に、渋滞中、“ストレス発散”に最も熱唱したい曲を自由回答形式で聞いたところ、1位は大ヒットしたディズニー映画『アナと雪の女王』の劇中歌、「Let It Go ~ありのままで~」(30件)となりました。次いで、2位は「ガッツだぜ!!」(13件)、3位は「女々しくて」(12件)となりました。(図12)
続いて、今年のお盆の帰省中、“眠気覚まし”に最も聴きたい曲を自由回答で聞いたところ、1位は同数で「ultra soul」と「ガッツだぜ!!」(ともに20件)が挙がりました。アップテンポで明るい曲がドライブ中の眠気覚ましに向いているようです。以下、3位は「女々しくて」(18件)、4位は「Let It Go ~ありのままで~」(16件)、5位は「Runner」(8件)となりました。(図13)
◆圏央道開通で「お盆の渋滞緩和に期待」5割強、「観光地に行きやすくなる」6割半
お盆の帰省シーズンを控えた今年の6月28日に、圏央道(首都圏中央連絡自動車道)の相模原愛川IC(インターチェンジ)~高尾山IC間が開通し、東名高速と中央道、関越道がつながりました。この開通によって、どのようなメリットが得られるとドライバーは期待しているのでしょうか。
全回答者のうち、関東地方に居住している方(308名)に対し、圏央道の新区間開通にどの程度期待しているか聞いたところ、【お盆の渋滞(帰省/Uターンによる渋滞)の緩和に期待が持てる】では、『そう思う』(「非常にそう思う」と「ややそう思う」の合計)が51.6%、『そう思わない』(「全くそう思わない」と「あまりそう思わない」の合計)が33.4%となりました。また、【都心部の慢性的な渋滞の緩和に期待が持てる】では、『そう思う』が58.1%、『そう思わない』が27.9%となっています。関東に居住するドライバーの半数以上が、圏央道の新区間開通による渋滞緩和に期待を寄せているようです。
また、【観光地へ足をのばしやすくなる】では『そう思う』が65.9%となりました。都心部に入らずに各高速道路への乗り入れが可能になったことによって、首都圏に居住する方が自家用車で観光地に出かける機会が増えていくかもしれません。(図14)
◆車で帰省する楽しみ 女性は「SA・PAのグルメ」、男性は「車の運転自体が楽しい」
◆車の帰省で不安なトラブルTOP3
「車・バイクとの事故」「歩行者・自転車との事故」「高速道路での事故・故障」
◆もし起こってしまった場合に対処の自信がないトラブル
「車・バイクとの事故」37.8% 「ゲリラ豪雨などの自然災害」27.9%
◆「エンジントラブル」、「パンク」、「バッテリー上がり」などの車のトラブル、
女性の約4割が対処する自信がなく不安
車で帰省する際、楽しみなことや不安なことは何でしょうか。
今年の帰省で自家用車を利用する予定の900名に、車の帰省で楽しみにしていることは何か複数回答で聞いたところ、「SA(サービスエリア)・PA(パーキングエリア)のグルメ」が24.8%、「きれいな景色」が24.2%、「運転すること自体」が24.2%と、それぞれ2割半で上位回答となりました。高速道路のSA・PAでの食事や特産品、帰省途中で見ることのできる絶景などを楽しみにしている方が多いようです。
男女別にみると、女性の1位は「SA・PAのグルメ」24.9%で、男性の1位は「運転すること自体」32.4%となりました。(図15)
続いて、車の帰省で不安に感じるトラブルを複数回答で聞いたところ、「車・バイクとの事故」が51.0%で最も高く、次いで「歩行者・自転車との事故」が28.7%、「高速道路での事故・故障」が28.4%となりました。帰省時は、普段走り慣れていない道を長時間運転する方も多いかと思います。長時間の運転となるときは、無理をせずこまめに休憩を挟むなど、いつも以上に安全運転を心がけましょう。(図16)
また、もし起こってしまった場合、どのように対処していいか自信がないトラブルを聞いたところ、「車・バイクとの事故 」37.8%、「歩行者・自転車との事故」33.7%、「高速道路での事故・故障」30.8%が上位回答となり、以下、「エンジントラブル」28.3%、「ゲリラ豪雨などの自然災害」27.9%、「タイヤのパンク」27.3%が続きました。万一の事故や車のトラブルが起きたとき、対処法や手順がわからず、困ってしまう方が少なくないようです。
男女別にみると、女性は全ての事故・トラブルでどのように対処していいか自信がない割合が男性よりも高く、特に、「エンジントラブル」(女性40.4%>男性16.2%)や「タイヤのパンク」(女性40.2%>男性14.4%)、「バッテリー上がり」(女性38.0%>男性13.1%)、「オイル漏れ」(女性34.9%>男性11.1%)などの、車のトラブルについて、不安を感じる割合が男性よりも高くなりました。もしものときの対処法に自信がない方は、ロードサービスや保険会社の連絡先を控えておくなど、万一のトラブルに備えて帰省前に準備しておくと良いかもしれません。(図17)
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◆調査概要◆
◆調査タイトル:2014年 お盆の帰省に関する調査
◆調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする
自家用車を所有し自分で運転をする20代~50代で、
今年のお盆に帰省する予定がある男女(20代・30代・40代・50代、男女各125名)
◆調査期間:2014年7月4日~7月8日
◆調査方法:インターネット調査
◆調査地域:全国
◆有効回答数:1,000サンプル(有効回答から1,000サンプルを抽出)
◆実施機関:ネットエイジア株式会社
調査協力会社: ネットエイジア株式会社(担当:安高)
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受付時間 :9時~17時30分(月~金)
■■会社概要■■
会社名 :ソニー損害保険株式会社
代表者名 :代表取締役社長 丹羽淳雄
設立 :1998年6月10日
(ソニーインシュアランスプランニング株式会社として設立)
所在地 :東京都大田区蒲田5-37-1 アロマスクエア11F
業務内容 :損害保険業
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