免許取得から1年未満の方のうち 「全く運転していない」約3割
1年経っても「初心者マーク付けていたい」6割
初めて助手席に乗せた人 7割強が「親」(男性は父親、女性は母親が多い)
同乗者へのイライラ 1位「車内を汚す」、2位 「喫煙」、 3位「運転の指図」
教習所で教えて欲しかった 1位「駐車・車庫入れのコツ」、2位「スタンドでの給油方法」
理想の教官 女性が選んだ1位 「阿部寛さん」、男性が選んだ1位 「松岡修造さん」
ソニー損害保険株式会社(URL:https://www.sonysonpo.co.jp/ 本社:東京都大田区蒲田5-37-1 アロマスクエア11F、代表取締役社長 山本真一)は、2012年5月11日~5月21日の11日間、初心者ドライバー(運転免許取得後1年未満の方)に対し、免許取得後の車の運転や教習所で習いたかったことなどに関しインターネット調査を実施し、600名の有効回答を得ました。
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アンケート総括
◆ 免許取得から1年未満の方のうち 約3割が「全く運転していない」
◆ 初心者ドライバーがドキドキするもの「歩行者の飛び出し」「車庫入れ」「大型車の近く」
◆ 日常的に運転する初心者ドライバーの5割弱が「車間距離の近い車」に危険を感じる
◆ 1年経っても「初心者マーク付けていたい」6割、ペーパードライバーでは7割半
初心者ドライバー(運転免許取得後1年未満の方)600名に対し、免許取得後の運転頻度を聞いたところ、「日常的に運転をする」は19.0%で、「たまに運転をする/ほとんど運転しない」と回答した方が54.0%、「全く運転しない」と回答した方(ペーパードライバー)が27.0%となりました。免許取得後1年未満の期間に運転経験を積む方は2割弱と少数派で、多くの方は運転する機会から遠ざかってしまっているようです。(図1)
(図1)
それでは、初心者ドライバーが運転に危険を感じるのはどんなシーンが多いのでしょうか。
免許取得後、公道で運転した経験のある438名に対し、実際に運転してみてドキドキしたり危険を感じたりしたものを複数回答で聞いたところ、「歩行者の危険行動(信号無視、飛び出しなど)」が55.5%、「駐車・車庫入れ」が50.9%、「大型車(バス・トラックなど)の近くを走行」が47.9%、「自転車の危険運転(傘さし、すり抜けなど)」が47.7%、「夜間・悪路の走行」が45.9%となりました。運転頻度別に見ると、たまに運転をする/ほとんど運転しない方は「歩行者の危険行動」(55.2%)のほか「駐車・車庫入れ」(55.2%)や「夜間・悪路の走行」(47.5%)などが高く、運転の経験不足からか、車の操作や普段とは異なった運転シーンに対して戸惑いを感じている様子がうかがえました。一方、日常的に運転をしているドライバーでも「歩行者の危険行動」は56.1%が危険を感じており、「車間距離の近い車」(47.4%)や「他の車のクラクション音」(36.0%)、「対向車のハイビーム」(36.0%)といった、他の運転手の行動にもプレッシャーを感じるようです。(図2)
(図2)
また、免許取得後1年間は掲示義務がある初心者マーク(初心運転者標識)について、初心者ドライバーはどのように感じているのでしょうか。
全回答者600名に対し、免許取得から1年経過した場合の初心者マーク掲示について聞いたところ、「取得後1年ですぐに外したい」が39.7%、「慣れるまで付けていたい」が60.3%となりました。
運転頻度別に見ると、運転頻度が低い方ほど「慣れるまで付けていたい」割合が高い傾向があり、免許取得後、公道デビューをしていないペーパードライバーは「慣れるまで付けていたい」が74.7%となりました。また、居住地別で見ると、自動車の交通量が比較的多い関東地方の居住者は「慣れるまで付けていたい」割合が高く、67.2%となりました。(図3)
(図3)
◆ 初めて助手席に乗せた人 7割強が「親」(男性は父親、女性は母親が多い)
◆ 同乗者へのイライラ 1位「車内を汚す」 2位 「喫煙」 3位「運転の指図」
◆ 初心者ドライバーがされて嬉しいこと
1位「運転の補助」 2位「食べ物を渡す」 3位「話し相手になる」
免許取得後、公道で運転した経験のある438名に対し、初めて助手席に乗せた人を聞いたところ、「母親」が42.5%、「父親」が29.7%となり、初めての助手席には『親』を乗せた方が全体の7割強(72.2%)となりました。
男女別では、女性は「母親」が53.5%、男性は「父親」が37.1%と、同性の親を初めての助手席に乗せた割合がそれぞれ最も高くなりました。(図4)
(図4)
次に、助手席に人を乗せて運転した経験のある427名に対し、助手席の人にされるとストレスを感じる行動を複数回答で聞いたところ、「車内を汚す」が51.5%、「車内で喫煙をする」が48.2%、「運転の仕方を注意・指図する」が41.7%となりました。車内の環境を悪くする行為、運転に対する口出しが主なストレス要因となるようです。(図5)
(図5)
同様に、助手席の人にされると嬉しい行動を複数回答で聞いたところ、「運転の補助をしてくれる(バックの誘導など)」が49.2%、「食べ物や飲み物を渡してくれる」が44.5%、「眠らずに話し相手になってくれる」が43.1%となりました。
運転頻度別に比較すると、たまに運転をする/ほとんど運転しない方は「運転の補助をしてくれる(バックの誘導など)」(52.1%)や「運転のアドバイスをくれる」(43.2%)、「エアコンやカーナビの操作をしてくれる」(39.7%)といった、運転のサポートやアドバイスを嬉しく感じる割合が高くなりました。一方、日常的に運転をしているドライバーは「食べ物や飲み物を渡してくれる」(53.6%)や「眠らずに話し相手になってくれる」(50.0%)、「車内をきれいにしてくれる」(44.6%)などの、運転手に対する気づかいを嬉しく感じる傾向が見られました。
たまにしか運転をしないドライバーの助手席に乗る方は運転のサポートやアドバイスを、日常的に運転をしているドライバーの助手席に乗る方は運転手への気づかいを心がけてあげると喜ばれるようです。(図6)
(図6)
◆ 初めてのマイカーは『エコカー』が欲しい 約5割
◆ 初めてのマイカー選び ポイントは「価格」「燃費」「デザイン」
全回答者のうち、車を購入する予定はないと回答した方以外の512名に対し、初めてのマイカーで欲しい車を聞いたところ、「ガソリン車」が49.8%、「ハイブリッドカー」が37.1%、「EV(電気自動車)」が11.3%となり、『エコカー』全体(「ハイブリッドカー」、「EV」、「クリーンディーゼル車」合計)で約5割(49.6%)となりました。一台目から環境にやさしい『エコカー』の取得を希望している割合は、特に女性は5割超(53.7%)と高く、エコに対する意識の高さがうかがえました。(図7)
(図7)
続いて、初めてのマイカー購入時に重視するポイントを複数回答(3つまで)で聞いたところ、「価格」(57.0%)、「燃費」(46.5%)、「デザイン」(39.3%)が上位になりました。出費に関わる項目と車の見た目が初めてのマイカーを選ぶ際の重要なポイントのようです。また、4位は「安全性能」で22.7%となり、「ボディタイプ(ミニバン、セダン、オープンなど)」(15.0%)や「内装」(11.7%)などよりも安全面を重視しているようです。(図8)
(図8)
◆ 教習所選びの三大ポイント「費用」「交通アクセス」「設備」
合宿での免許取得者は「周辺のレジャー施設・観光地」も重視
◆ 教習所で教えて欲しかった 女性は「駐車・車庫入れのコツ」「スタンドでの給油方法」
◆ 理想の教官 女性は「阿部寛さん」、男性は「松岡修造さん」
全回答者600名に対し、合宿と通学のどちらの教習所(自動車学校)に通ったかを聞いたところ、「合宿」が13.2%、「通学」が85.2%と、通学で免許を取得した方が多数派でした。(図9)
(図9)
続いて、もう一度免許取得前に戻って教習所を選ぶなら、どんなポイントで教習所選びをするか複数回答で聞いたところ、「費用が安い」が70.7%で最多回答となりました。そのほか、教習所の利便性や質を求める意見が上位回答に挙がり、「交通アクセスが良い/送迎がある」(52.7%)、「教習所の設備が良い」(48.0%)、「教習時間の融通が利く」(44.0%)、「卒業までにかかる教習時間が短い」(37.2%)が続きました。
また、合宿で教習所に通った方(79名)の回答では、周辺に「レジャー施設や観光地が充実している」(35.4%)が高くなっており、合宿で教習所に通う場合は息抜きや合宿のついでに観光を楽しめる場所が付近にあることも教習所選びのポイントとなっているようです。(図10)
(図10)
それでは、免許を取得した後や実際に公道デビューした後に、初心者ドライバーが"こんなことも教わっておけば良かった"と感じることは何でしょうか。
全回答者600名に対し、教習所で通常の教習メニューに加えて教えて欲しかったものを複数回答で聞いたところ、「駐車・車庫入れのコツ」が44.8%で最も高く、次いで「スタンドでの給油方法」が36.8%、「車の維持費・税金の知識」が35.3%で続きました。運転のコツやカーライフを送るうえで必要な知識なども教えて欲しかったと感じているようです。
男女別で見ると、女性は「駐車・車庫入れのコツ」(49.3%)や「スタンドでの給油方法」(44.7%)、「高速道路での運転のコツ」(25.0%)などが男性に比べて高く、男性は「車のメンテナンス方法」(28.0%)が女性に比べて高くなるなど、それぞれ特徴が見られました。(図11)
(図11)
また、日常的に運転をしているドライバーは「エコドライブのテクニック」(36.8%)や「車のメンテナンス方法」(33.0%)を教えて欲しかったとする割合が運転頻度の低い方よりも高くなりました。(図12)
(図12)
続いて、"こんな教官に教えてもらいたかった"と思う理想の教官を有名人に例えると誰か、自由回答で聞いたところ、トップは「阿部寛」さん(19名)となり、2位は「松岡修造」さん(17名)、3位は「福山雅治」さん(12名)が続きました。
男女別で見ると、男性の理想の教官トップは「松岡修造」さん(10名)で、女性のトップは全体でも1位だった「阿部寛」さん(11名)となりました。(図13)
(図13)
◆ 未成年男性は自己の運転技術をやや高く評価する傾向
◆ もしもの時対策グッズ 「緊急時の連絡先」 4割半、「教習所の教科書」も1割弱
初心者ドライバーは自身の運転技術をどのように評価しているのでしょうか。
全回答者600名に対し、自身の安全運転技術を10点満点で何点だと思うか聞いたところ、「5点」が最多回答で32.3%、平均点は5.3点となりました。
男女別に比較をすると、男性(平均5.5点)は女性(平均5.2点)に比べて自身の安全運転技術を高く評価しており、特に未成年の男性(平均5.6点)でその傾向が強くなりました。
ちょっとした不注意や運転手の慢心は交通事故の原因になり得ますので、運転技術に自信のある方も安全運転を心がけて欲しいものです。(図14)
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ソニー損保のスマートフォンアプリ「ドライバーズナビ」は、ブレーキ、停止、ハンドル、右左折、スムーズの5つの項目を100点満点で採点し、運転のクセや苦手なポイントをチェックする安全運転診断をすることができる無料のアプリです。免許を取ったばかりで同乗者を乗せて走るのはまだ心配...そんな方にもおすすめです。
(図14)
最後に、全回答者600名に対し、"もしもの時の対策"として車に準備・搭載しているものを複数回答で聞いたところ、「発煙筒」が56.7%、次いで「緊急時の連絡先(保険会社など)」が46.2%、「スペアタイヤ」が27.8%、「三角表示板」が21.3%で続きました。また、「教習所の教科書」を車に搭載している方も8.3%と1割弱いることがわかりました。
運転頻度別に「緊急時の連絡先(保険会社など)」を準備している割合を見ると、ペーパードライバーは32.1%、「たまに運転をする/ほとんど運転しない」と回答した方は46.9%、日常的に運転をするドライバーは64.0%と、運転頻度が高くなるほど"もしもの時の対策"として「緊急時の連絡先」が重要と考えている様子がうかがえました。(図15)
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ソニー損保のスマートフォンアプリ「トラブルナビ」は、まさかの事故が起きてしまったときやちょっとした車のトラブルが起きたときに、対話形式のマニュアルで的確な対応を案内する「どうすればいいの?」を解決する無料のアプリです。ソニー損保のご加入者様に限らず、どなたでもご利用いただけます。
(図15)
◆調査概要◆
◆調査タイトル:初心者ドライバーに関する調査
◆調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする
運転免許取得後1年未満の男女(男性300名、女性300名)
◆調査期間:2012年5月11日~5月21日
◆調査方法:インターネット調査
◆調査地域:全国
◆有効回答数:600サンプル(有効回答母数から600サンプルを抽出)
◆実施機関:ネットエイジア株式会社
調査協力会社:ネットエイジア株式会社 担当:安高
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本調査に関するお問合せ窓口
ダイレクトマーケティング部 宮下
TEL 03-5744-8914
Eメール miyashita-t@sonysonpo.co.jp
受付時間:9時〜17時30分(月〜金)
会社概要
■会社名:ソニー損害保険株式会社
■代表者名:代表取締役社長 山本真一
■設立:1998年6月10日
(ソニーインシュアランスプランニング株式会社として設立)
■所在:東京都大田区蒲田5-37-1 アロマスクエア11F
■業務内容:損害保険業
ソニー損保のスローガンは『"Feel the Difference"〜この違いが、保険を変えていく。〜』です。
お客様にとって価値ある「違い=Difference」をビジネスのあらゆる領域において創造し、お客様に提供していこうという私たちの意思を表しています。
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