ソニー損害保険株式会社(東京都大田区、代表取締役社長:山本 真一、以下「ソニー損保」)の平成24年3月期(平成23年4月1日~平成24年3月31日)決算の概要について、別紙(PDF)のとおりお知らせします。
なお、業績の状況および主なトピックスは以下のとおりです。
◆ 正味収入保険料
主力商品の自動車保険における保有契約件数が増加した結果、正味収入保険料は前年度より7.9%増の79,141百万円となりました。自動車保険とガン重点医療保険を合わせた保有契約件数は平成24年3月末で149万件となっています。
◆ 経常利益、当期純利益
正味収入保険料の増加により経常収益が増加したこと、自動車保険における正味損害率が上昇したものの異常危険準備金を取崩したことなどにより、経常利益は前年度より33.3%増の2,859百万円、当期純利益は前年度より0.2%増の1,299百万円となりました。
◆ 正味損害率、正味事業費率、コンバインド・レシオ
正 味損害率は、主に自動車保険における保険金単価の上昇などによる支払保険金の増加により、前年度から3.3ポイント上昇して63.3%となりました。正味 事業費率は、システム関連費用の増加などにより0.2ポイント上昇して25.7%となりました。その結果、正味損害率と正味事業費率を合わせたコンバイン ド・レシオは前年度から3.4ポイント上昇し89.0%となりましたが、引続き損害保険業界において低い水準を維持しています。
◆ ソルベンシー・マージン比率
ソルベンシー・マージン比率は、平成24年3月末現在で平成23年3月末より73.2ポイント低下して557.8%となりましたが、保険金の支払能力に問題がないとされる基準である200%を大きく上回る、十分な支払余力を保持しています。
*ソルベンシー・マージン比率の算出方法や内訳については、別紙16ページをご確認ください。
当社の業績は、日本の会計処理の原則ならびにその手続きおよび表示方法(以下「会計原則」)に準拠して作成しており、その会計原則は当社の親会社であるソニー株式会社が開示する連結業績の準拠する米国の会計原則とは異なります。
● お客様向けサービス
・2011年4月 スマートフォン向け無料(*)アプリ「トラブルナビ」提供開始
・2011年8月 スマートフォン向け無料(*)アプリ「ドライバーズナビ」提供開始
(*) ダウンロードやアプリケーションご利用時の通信料はお客様負担となります。
● 商品
2011年4月 ガン重点医療保険SURE〈シュア〉商品改定
●ソーシャルメディア
・2011年10月 公式Facebookページ開設
・2011年10月 広報公式Twitterアカウント開設
・2011年11月 公式採用Facebookページ開設
● ウェブサイト
・2011年11月 「事故解決品質」ページ追加 http://from.sonysonpo.co.jp/kaiketsu/
●CSR
・2011年4月 苦情対応マネジメントシステムの国際規格「ISO10002」自己適合宣言
・2011年8月 自動車保険で、エコマーク認定取得
【東日本大震災で被害を受けた地域を応援するための取組み】
・2012年2月 ソーラー発電設備3基を、東北地方の幼稚園・保育園3園に1基ずつ寄贈
・2012年2月 福島県いわき市の小学校でワークショップを実施
平成24年3月期(2011年度) 決算概要(別紙)