ソニー損害保険株式会社(代表取締役社長:丹羽 淳雄、本社:東京都大田区、以下「ソニー損保」)は、2022年6月17日~6月20日の4日間、自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18歳~59歳の男女に対し、「全国カーライフ実態調査」をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効回答を得ました。
【運転実態と車の維持費】
1ヵ月あたりの車の維持費は平均12,800円、昨年調査から1,100円の大幅増加
走行距離増加やガソリン価格高騰の影響か
ドライバーが負担に感じる諸経費 「ガソリン代・燃料代」68.1%、「自動車税」67.6%、
「車検・点検費」63.7% 「ガソリン代・燃料代」は昨年調査から14.1ポイントの大幅上昇
ガソリン代・燃料代の節約方法 1位「セルフ式ガソリンスタンドで給油する」
【今乗っている車・次に乗りたい車】
今乗っている車 10代・20代女性では「軽自動車」が52.0%
「SUV・クロカン」を選ぶドライバーが増加傾向
今乗っている車のエンジンタイプ
「ハイブリッド自動車」は21.1%、昨年調査から7.9ポイント上昇
次に車を買替える時に購入したい車
「N-BOX(ホンダ)」が3年連続1位、2位「アクア(トヨタ)」3位「アルファード(トヨタ)」
車の買替え・追加購入予定者の状況 「納期遅延の影響がある」39.9%
契約から納車まで、どのくらいの期間待つことができる?
買替え・追加購入予定者の平均は6.5ヵ月
【自動車事故に関する意識】
車を運転していて恐怖を感じること 昨年2位の「あおり運転による事故」が1位に
【安全運転支援機能/ドライブレコーダー選び】
安全運転支援機能の搭載状況
「ドライブレコーダー」の搭載率は49.3%、昨年調査から6.3ポイント上昇
ドライブレコーダー選びでの重視点 「価格」がダントツ、2位「画質が良い」
今乗っている車に付いているドライブレコーダーの価格 平均は23,052円
【カーライフ×エンタメ】
エコドライブをしていそうなアニメキャラ
1位「ドラえもん」2位「野比のび太」3位「フグ田マスオ」
■■アンケート総括■■
【運転実態と車の維持費】
◆1ヵ月あたりの車の維持費は平均12,800円、昨年調査から1,100円の大幅増加
走行距離増加やガソリン価格高騰の影響か
◆ドライバーが負担に感じる諸経費 「ガソリン代・燃料代」68.1%、「自動車税」67.6%、
「車検・点検費」63.7% 「ガソリン代・燃料代」は昨年調査から14.1ポイントの大幅上昇
自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18歳~59歳の男女1,000名(全回答者)に、年間走行距離を聞いたところ、「3,000km超5,000km以下」(25.6%)や「5,000km超7,000km以下」(20.6%)との回答が多くなり、年間走行距離の平均は6,727kmでした。
昨年の調査結果と比較すると、年間走行距離の平均は2021年6,186kmから2022年6,727kmと、541kmの大幅増加となりました。新型コロナウイルス感染症対策として、普段の生活で自家用車を使う方や、自家用車を使ってレジャーに行く方が増えているのではないでしょうか。
次に、車の維持費や負担感について質問しました。
1ヵ月あたりの車の維持費(※1)を聞いたところ、「5,000円~10,000円未満」(33.8%)や「10,000円~15,000円未満」(21.7%)との回答が多くなり、維持費の平均は12,800円(※2)でした。
主に運転している車のボディタイプ別にみると、維持費の平均が最も低くなったのは軽自動車(10,200円)、最も高くなったのはセダン(17,000円)でした(※3)。
過去の調査結果と比較すると、維持費の平均は2019年12,400円、2020年10,900円、2021年11,700円、2022年12,800円と、昨年から1,100円の大幅増加となり、2019年と同水準に戻りました。
(※1):保険料、ガソリン代・燃料代、駐車場代、修理代等のことで、税金、ローン返済、有料道路通行料は除く。
(※2):100円未満は四捨五入
(※3):オープン・クーペは参考値のため分析対象から除外
また、車の諸経費で負担に感じるものを聞いたところ、「ガソリン代・燃料代」(68.1%)と「自動車税」(67.6%)が特に高くなり、「車検・点検費」(63.7%)、「自動車保険料」(49.8%)、「駐車場代」(20.7%)、「修理代」(19.1%)と続きました。
居住地別(※4)にみると、「駐車場代」は都市部では33.5%と、地方(18.1%)に比べて15.4ポイント高くなりました。
過去の調査結果と比較すると、「ガソリン代・燃料代」は2020年50.9%、2021年54.0%、2022年68.1%と、昨年から14.1ポイントの大幅上昇となり、上昇傾向が継続しました。ウクライナ情勢などの影響でガソリン価格が上がっているため、ガソリン代・燃料代を負担に感じる方が増えているのではないでしょうか。
(※4):市・区における人口ランキングの上位都市である、北海道札幌市、東京都23区、神奈川県横浜市、愛知県名古屋市、京都府京都市、大阪府大阪市、兵庫県神戸市、福岡県福岡市を「都市部」とし、それ以外を「地方」とした。
◆ガソリン代・燃料代の節約方法 1位「セルフ式ガソリンスタンドで給油する」
全回答者1,000名に、ガソリン代・燃料代を節約するために行っていることを聞いたところ、「セルフ式ガソリンスタンドで給油する」(41.3%)が最も多くなり、「適度にエンジンオイルを交換する」(34.6%)、「急発進・急停車をしない」(34.4%)、「定期的にタイヤの空気圧を点検する」「無駄なアイドリングをしない」(いずれも29.9%)が続きました。
【今乗っている車・次に乗りたい車】
◆今乗っている車 10代・20代女性では「軽自動車」が52.0%
「SUV・クロカン」を選ぶドライバーが増加傾向
◆今乗っている車のエンジンタイプ
「ハイブリッド自動車」は21.1%、昨年調査から7.9ポイント上昇
全回答者1,000名に、主に運転している車のボディタイプを聞いたところ、「軽自動車」(35.1%)が最も多くなり、「コンパクトカー」(17.1%)、「ミニバン」(15.7%)、「SUV・クロカン」(12.1%)、「セダン」(8.7%)、「ステーションワゴン」(8.1%)が続きました。
男女別にみると、女性では「軽自動車」が45.6%と、男性(24.6%)と比べて21.0ポイント高くなりました。男女・年代別にみると、10代・20代女性では「軽自動車」が52.0%と、半数を超えました。操作性の良さやデザイン性、維持費の安さなどから軽自動車を選ぶ若年女性ドライバーが多いのではないでしょうか。
過去の調査結果と比較すると、「SUV・クロカン」は2018年5.9%、2019年6.8%、2020年9.4%、2021年8.0%、2022年12.1%と上昇傾向がみられ、今年は調査開始以来最も高い割合となりました。SUV・クロカンの走行性能の高さやラゲッジルームの使い勝手の良さなどを評価する方が増えているのではないでしょうか。
また、主に運転している車の燃料(エンジン)タイプを聞いたところ、「ガソリン自動車」(69.6%)が突出して多くなり、「ハイブリッド自動車(HV)」(21.1%)、「クリーンディーゼル自動車(CDV)」(4.0%)が続きました。
昨年の調査結果と比較すると、「ガソリン自動車」は2021年80.1%から2022年69.6%と10.5ポイント下降した一方、「ハイブリッド自動車(HV)」は2021年13.2%から2022年21.1%と7.9ポイント上昇しました。ガソリン代・燃料代への負担感から、燃費性能の良いハイブリッド自動車を選ぶ方が増えているのではないでしょうか。
◆次に車を買替える時に購入したい車
「N-BOX(ホンダ)」が3年連続1位、2位「アクア(トヨタ)」3位「アルファード(トヨタ)
全回答者1,000名に、次に買替える時に購入したい車について質問しました。
購入したい車の燃料(エンジン)タイプについて、回答をみると、「ハイブリッド自動車(HV)」(37.5%)が最も多くなり、「ガソリン自動車」(36.3%)が続きました(※5)。
昨年の調査結果と比較すると、2021年では1位「ガソリン自動車」、2位「ハイブリッド自動車(HV)」だったのに対し、2022年では1位「ハイブリッド自動車(HV)」、2位「ガソリン自動車」と、順位が入れ替わる結果となりました。ガソリン代・燃料代への負担感が、ハイブリッド自動車に対するニーズを高めているのではないでしょうか。
(※5):購入したい車の燃料(エンジン)タイプを考えている方(=「わからない」と回答した方を除いた699名)が集計対象
また、最も購入したいと思う車(車種)を聞いたところ、1位「N-BOX(ホンダ)」(4.3%)、2位「アクア(トヨタ)」(3.6%)、3位「アルファード(トヨタ)」(3.5%)、4位「ヴォクシー(トヨタ)」(3.3%)、5位「ハリアー(トヨタ)」「タント(ダイハツ)」(いずれも2.8%)となりました。(※6)。
男女別にみると、男性では1位「アルファード(トヨタ)」「ハリアー(トヨタ)」(いずれも4.1%)、3位「フリード(ホンダ)」(3.2%)、4位「アクア(トヨタ)」(2.9%)、5位「プリウス(トヨタ)」(2.7%)、女性では1位「N-BOX(ホンダ)」(6.3%)、2位「ヴォクシー(トヨタ)」(4.7%)、3位「アクア(トヨタ)」(4.5%)、4位「タント(ダイハツ)」(3.9%)、5位「ルーミー(トヨタ)」(3.7%)となりました。
過去の調査結果と比較すると、「N-BOX(ホンダ)」は3年連続1位、「アクア(トヨタ)」は昨年3位から今年2位に順位を上げました。また、「ヴォクシー(トヨタ)」は昨年7位から今年4位、「ハリアー(トヨタ)」は昨年10位圏外から今年5位と順位を大幅に上げており、ミニバンやSUVといった車内空間を広く活用できるタイプの人気が高まっているようです。
(※6):最も購入したい車のメーカー・ブランドが決まっている方823名が集計対象
◆車の買替え・追加購入予定者の状況 「納期遅延の影響がある」39.9%
◆契約から納車まで、どのくらいの期間待つことができる?
買替え・追加購入予定者の平均は6.5ヵ月
車の買替えまたは追加購入の予定がある方251名に、納期遅延の影響を聞いたところ、「車を探している・納期遅延は気にしていない」が49.4%、「車を探している・納期遅延が気になっている」が28.7%、「商談している・販売店から納期遅延の話は出ていない」が5.6%、「商談している・販売店から納期遅延の話が出ている」が5.6%、「契約し納車を待っている・納期は通常」が5.2%、「契約し納車を待っている・納期が遅延している」が5.6%となり、『納期遅延の影響がある』割合(「納期遅延が気になっている」「販売店から納期遅延の話が出ている」「納期が遅延している」の合計)は39.9%でした。半導体不足や新型コロナウイルス感染拡大による移動制限・工場操業制限の影響を受けて、納期が通常より長期化しているケースは少なくないようです。
また、車を購入する際、契約から納車まで、どのくらいの期間待つことができるかを聞いたところ、「3ヵ月」(22.7%)や「6ヵ月」(25.5%)との回答が多く、平均は6.5ヵ月でした。
【自動車事故に関する意識】
◆車を運転していて恐怖を感じること 昨年2位の「あおり運転による事故」が1位に
全回答者1,000名に、車社会で過ごすなかで、最近恐怖を感じること(体験したことに限らず、ニュースなどで知ったことを含む)は何かを聞いたところ、「あおり運転による事故」(58.8%)が1位となり、2位「ブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故」(53.4%)、3位「高齢者・高齢運転者との事故」(50.0%)、4位「飲酒運転による事故」(45.4%)、5位「スマホ・携帯電話のながら運転による事故」(42.5%)と続きました。
昨年の調査結果と比較すると、「あおり運転による事故」「ブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故」「高齢者・高齢運転者との事故」が、昨年からそれぞれ順位を1つ上げ、今年はTOP3となりました。
【安全運転支援機能/ドライブレコーダー選び】
◆安全運転支援機能の搭載状況
「ドライブレコーダー」の搭載率は49.3%、昨年調査から6.3ポイント上昇
◆ドライブレコーダー選びでの重視点 「価格」がダントツ、2位「画質が良い」
◆今乗っている車に付いているドライブレコーダーの価格 平均は23,052円
全回答者1,000名に、安全運転を支援する機能や装置の搭載状況を聞きました。
搭載率(「すでに付いている」と回答した方の割合)をみると、【ドライブレコーダー(車両の走行状態や事故状況を録画する装置)】は49.3%、【自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)】は34.1%、【車線逸脱防止支援システム(車両のふらつきや車線からのはみだしをお知らせする機能)】は35.5%、【定速走行・車間距離制御装置/ACC(アダプティブクルーズコントロール)】は27.0%、【死角検知機能(自車の斜め後方など、死角に車がいたらお知らせする機能)】は20.3%、【歩行者用エアバッグ(歩行者と衝突時に作動する歩行者用の衝撃緩和装置)】は11.5%でした。
昨年の調査結果と比較すると、【ドライブレコーダー】の搭載率は6.3ポイントの上昇(2021年43.0%から2022年49.3%)となりました。ドライブレコーダーの普及率は年々高まっているようです。
続いて、ドライブレコーダー選びについて質問しました。
自分が運転する車にドライブレコーダーを付けている方493名に、ドライブレコーダーを選ぶ際に重視した点を聞いたところ、「価格」(54.2%)が1位となり、2位「画質が良い」(37.7%)、3位「前後の映像を記録できる」(23.3%)、4位「全方位の映像を記録できる」(21.7%)、5位「夜間でも映像を記録できる」(19.5%)と続きました。
また、主に運転している車に付いているドライブレコーダーの価格を聞いたところ、「10,000円~20,000円未満」(19.5%)や「20,000円~30,000円未満」(13.2%)との回答が多くなり、平均(「覚えていない・わからない」と回答した方を除く)は23,052円でした。
【カーライフ×エンタメ】
◆エコドライブをしていそうなアニメキャラ
1位「ドラえもん」2位「野比のび太」3位「フグ田マスオ」
最後に、全回答者1,000名に、“エコドライブ”をテーマに、イメージに合うアニメキャラについて質問しました。
エコドライブをしていそうなアニメキャラを聞いたところ、1位「ドラえもん(ドラえもん)」(101名)、2位「野比のび太(ドラえもん)」(34名)、3位「フグ田マスオ(サザエさん)」(31名)、4位「竈門炭治郎(鬼滅の刃)」(27名)、5位「アンパンマン(それいけ!アンパンマン)」(21名)となりました。
◆調査概要◆
◆調査タイトル :2022年 全国カーライフ実態調査
◆調査対象 :ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする
自家用車を所有し月に1回以上車を運転する18歳~59歳の男女
(10代・20代、30代、40代、50代、男女各125名)
◆調査期間 :2022年6月17日~6月20日
◆調査方法 :インターネット調査
◆調査地域 :全国
◆有効回答数 :1,000サンプル(有効回答から1,000サンプルを抽出)
◆実施機関 :ネットエイジア株式会社
調査協力会社:ネットエイジア株式会社
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■■会社概要■■
会社名 :ソニー損害保険株式会社
代表者名 :代表取締役社長 丹羽淳雄
設立 :1998年6月10日
(ソニーインシュアランスプランニング株式会社として設立)
所在地 :東京都大田区蒲田5-37-1 アロマスクエア11F
業務内容 :損害保険業
会社および商品の詳細は https://www.sonysonpo.co.jp/ をご覧ください。
■■利用条件■■
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■■本調査に関するお問合せ窓口■■
ソニー損害保険株式会社 コンテンツ企画部 諫山 大樹
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