「女性の3人に1人が、一生のうちにがんと診断される確率がある」 ということを「知らなかった」女性59.6%
「がん検診は受けたことがない」女性65.8%、男性86.4%
がん検診を受けない理由の1位
女性「検診を受けるタイミングがわからない」
男性「今のところ特に体に異常がみられない」
自分の健康に不安を感じた際の情報収集源のトップ「PCのインターネットサイト」
利用サイトは1位「Yahoo!知恵袋」2位「医師・病院などのHP」3位「Wikipedia」
国や自治体に求めること「がん検診費用を無料orもっと安く!」
ガン重点医療保険SURE<シュア>を販売するソニー損害保険株式会社(URL:https://www.sonysonpo.co.jp/ 本社:東京都大田区蒲田5-37-1 アロマスクエア11F、代表取締役社長 山本真一)は、2009年10月19日~10月20日の2日間、15歳~49歳の男女で、“がんになった経験がない人”に対し、「がん検診に関する意識調査」をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効回答を得ました。
アンケート総括
◆ 「女性の3人に1人が、一生のうちにがんと診断される確率がある」ことを知らなかった女性59.6%
◆ 「男性の2人に1人が、一生のうちにがんと診断される確率がある」ことを知らなかった男性76.6%
国立がんセンターによれば、一生涯でのがんの累積罹患リスク(ある年齢までにある病気と診断されるおおよその確率)は、男性では約2人に1人、女性では約3人に1人とのことですが、“がんになった経験がない人”全回答者1,000名(男性500名、女性500名)に対し、自分の性別の一生涯でのがんの累積罹患リスクが上記の割合であることを知っているか聞いたところ、知らなかった人は女性で59.6%、男性では76.6%となり、男性より女性のほうががんになるリスクを認知している一方、まだまだ多くの方が、がんについて十分に理解していないという結果になりました。(図1)
◆ 「がん検診は受けたことがない」女性65.8%、男性86.4%
◆がん検診を受けない理由の1位
全回答者1,000名に、がんの検診を受けたことがあるかを聞いたところ(単一回答形式)、「定期的に受けている」9.9%、「受けたことがある」14.0%、「受けたいと思っているが、受けたことがない」40.8%、「受けたいと思っておらず、受けたことがない」35.3%となり、8割近くの人が検診を受けたことがないと回答しました。
厚生労働省が掲げている『がん検診受診率50%達成』にはまだ時間がかかるようです。
年代別にみると、『受けたことがある』(「定期的に受けている」と「受けたことがある」の合計)と回答した10代は2.0%、20代は12.8%、30代は24.8%、40代は56.0%となり、受診率50%を超えているのは40代のみとなっています。
男女別にみると、『受けたことがない』(「受けたいと思っているが、受けたことがない」と「受けたいと思っておらず、受けたことがない」の合計:以下同じ)と回答した女性は65.8%、男性は86.4%、と、受診経験では20ポイント以上も差が出ました。
特に男性は「受けたいと思っておらず、受けたことがない」が44.4%と、がん検診自体を受けたいと思わない人が多いようです。(図2)
一方で、がんにならないか不安に思うことがあるかを聞いたところ、「非常に不安である」18.2%、「やや不安である」39.6%と、半数以上が不安に感じているという結果になりました。(図3)
不安に感じているにもかかわらず、がん検診の受診にはつながらないようです。
『受けたことがない』と回答した761名に、検診を受けない理由について聞いたところ(複数回答形式)、女性の1位は「検診を受けるタイミングがわからない」47.1%、男性の1位は「今のところ特に体に異常がみられない」40.0%となっており、ここでも男性と女性の違いが見られました。
また、女性においては、「異性の医師に診察されることに抵抗がある」が15.5%あり、女性医師による検診が受けられる医療機関の拡充や医療機関情報の提供が今後求められそうです。(図4)
◆ 自分の健康に不安を感じた際の情報収集源トップ「PCのインターネットサイト」
◆ 利用サイトは1位「Yahoo!知恵袋」2位「医師・病院などのHP」3位「Wikipedia」
全回答者1,000名に、自分の健康状態に不安を感じた際、どうやって情報収集をするかを聞いたところ(複数回答形式)、1位が「PCのインターネットサイト」49.5%となり、次に「家庭の医学などの本」30.1%、「家族」25.3%、「携帯のインターネットサイト」23.8%という結果になりました。(図5-1)
男女別にみると、男性よりも女性のほうが「携帯のインターネットサイト」で調べるとの回答が10ポイント以上高くなっている点が特徴的です。
次に、PCや携帯のインターネットで情報収集したことがある600名に、使用したサイトを聞いたところ、最も多く使われているのは、「Yahoo!知恵袋」で55.5%という結果となりました。
2位以下は、「医師・病院などのHP」34.0%、「Wikipedia」31.8%、「Yahoo!ヘルスケア」25.2%、「教えて!goo」20.5%、「病気と症状.com」13.0%となっています。(図5-2)
◆ ガン・医療保険加入率 20代以上は2人に1人
全回答者1,000名に、ガン保険や医療保険に加入しているかを聞いたところ(単一回答形式)、「加入している」との回答は58.4%となりました。
年代別に加入率をみると、10代36.4%、20代50.4%、30代66.8%、40代80.0%となり、20代以上は2人に1人が加入していることがわかりました。(図6-1)
また、ガン保険や医療保険に加入していない416名に加入していない理由を聞いたところ(複数回答形式)、多い順に「加入するきっかけがない」40.1%、「保険料の負担感が大きい」36.3%、「どの会社のガン保険がよいのかわからない」28.8%があげられました。(図6-2)
◆ がん検診費用を無料orもっと安く! 国や自治体に期待
最後に、がん検診を「受けたことがない」と回答した761名に、がん検診の受診率を高めるために、国や自治体に期待することを聞いたところ(自由回答)、「検診費用の補助や無料化」304名となり、検診費用に関するものが多くあげられました。
ほかにも「受けやすい環境づくり」46名、「積極的な宣伝」40名、「検診の義務化」39名などがありました。
(図1)
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(図2)
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(図3)
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(図4)
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(図5-1)
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(図5-2)
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(図6-1)
(クリックで拡大します)
(図6-2)
(クリックで拡大します)
◆調査概要◆
◆調査タイトル:がん検診に関する意識調査
調査対象:
ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする15歳~49歳の“がんになった経験がない人”
◆調査対象者の内訳:
15~19歳(男性: 125名 女性: 125名)
20~29歳(男性: 125名 女性: 125名)
30~39歳(男性: 125名 女性: 125名)
40~49歳(男性: 125名 女性: 125名)
◆調査期間:2009年10月19日~10月20日
◆調査方法:インターネット調査(モバイルリサーチ)
◆調査地域:全国
◆有効回答数:1,000サンプル(有効回答母数から1,000サンプルを抽出)
◆実施機関:ネットエイジア株式会社
調査協力会社:ネットエイジア株式会社 担当:三清
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Eメール miyashita-t@sonysonpo.co.jp
受付時間:9時~17時30分(月~金)
会社概要
■会社名:ソニー損害保険株式会社
■代表者名:代表取締役社長 山本真一
■設立:1998年6月10日
(ソニーインシュアランスプランニング株式会社として設立)
■所在:東京都大田区蒲田5-37-1 アロマスクエア11F
■業務内容:損害保険業
ソニー損保のスローガンは『“Feel the Difference”~この違いが、保険を変えていく。~』です。
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また、お客様にとって少しでも価値ある情報を提供できるよう、「お客様とソニー損保のコミュニケーションサイト」を設置して、お客様の評価やお客様の声、担当者の取組み(不満ゼロへの挑戦)、保険に関するさまざまな情報(保険プロムナード)を提供しています。ソニー損保ならではの違いを感じていただければ幸いです。
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