ソニー損害保険株式会社(東京都大田区、代表取締役社長:丹羽 淳雄、以下「ソニー損保」)の平成27年3月期第1四半期(平成26年4月1日~平成26年6月30日)の主要業績について、別紙(PDF)のとおりお知らせします。
なお、業績の状況および主なトピックスは以下のとおりです。
[別紙]
・四半期貸借対照表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P1
・四半期損益計算書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P2
・当四半期の損益状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P3
・種目別保険料・保険金・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P4
・単体ソルベンシー・マージン比率・・・・・・・・・・・・・・・・P5
業績の状況
◆ 正味収入保険料、経常収益、保有契約件数
主力商品である自動車保険を中心に保有契約件数が伸びた結果、正味収入保険料は前年同期より3.0%増の23,434百万円、経常収益は前年同期より4.4%増の24,115百万円となりました。
保有契約件数は、自動車保険とガン重点医療保険を合わせ、平成26年6月末で163万件になりました。
◆ 経常利益、四半期純利益
経常利益は、経常収益の増加に加え、自動車保険の事故率の低下などにより損害率が低下したことから、前年同期より101.9%増の2,710百万円となりました。四半期純利益は、前年同期比113.2%増の1,853百万円となりました。
◆ コンバインド・レシオ
正味損害率は、主に自動車保険の料率改定や新ノンフリート等級制度導入による事故率の低下により、前年同期から3.5ポイント低下して54.7%となりました。正味事業費率は、主にシステム関連費用の増加により、前年同期から0.6ポイント増加して24.4%となりました。その結果、正味損害率と正味事業費率を合わせたコンバインド・レシオは前年同期から2.9ポイント低下して、79.1%となりました。
◆ 単体ソルベンシー・マージン比率
単体ソルベンシー・マージン比率は、平成26年6月末現在で平成26年3月末より42.0ポイント上昇し、569.6%となりました。保険金の支払能力に問題がないとされる基準である200%を大きく上回る、十分な支払余力を保持しています。
* 単体ソルベンシー・マージン比率の算出方法や内訳については、別紙PDF(P5)をご確認ください。
【参考情報】
◆修正経常利益 (*1)
損益の実態を示す管理指標として社内で使用している修正経常利益は、前年同期より96.2%増加し3,446百万円となりました。
(*1) 修正経常利益は社内管理指標ですが、異常危険準備金の繰入額・戻入額の影響を除いた損益の実態をご理解いただくため、参考情報として開示します。
修正経常利益=経常利益+異常危険準備金繰入額
※ 異常危険準備金戻入の場合は、「異常危険準備金繰入額」はマイナスとなります。
※ 異常危険準備金は、異常災害による高額の保険金支払に備えるため、毎決算期に保険種類ごとに収入保険料の一定割合を積立てるもので、異常災害が発生した年度に取崩します。
◆E.I.損害率(*2)と正味事業費率の合算率
E.I.損害率は、前年同期から7.2ポイント低下の58.0%となり、E.I.損害率と正味事業費率を合わせた合算率は前年同期から6.6ポイント低下の82.4%となりました。
(*2) E.I.損害率(アーンド・インカード損害率)は、損害率を発生ベースで表したものです。
E.I.損害率=(正味支払保険金+支払備金繰入額+損害調査費)÷既経過保険料
[参考] 正味損害率=(正味支払保険金+損害調査費)÷正味収入保険料
2014年度(平成27年3月期)第1四半期以降の主なトピックス
【自動車保険CM】
● 「向きあう力篇」放映開始(2014年5月)
自動車保険のCM「向きあう力篇」を、2014年5月19日から放映開始しました。同CMは、ソニー損保のサービスセンター(事故対応サービス部門)や提携修理工場で、業務中の社員を撮影して制作したものです。
ソニー損保の職場風景をありのまま見せることで、社員が事故解決のプロとして、ひとりひとりのお客様に寄り添い、ひとつひとつの事故に真剣に向きあっている様子をお伝えしたいと考えています。
また、同CMは、シンガーソングライターのスガシカオさんに、オリジナル楽曲「アストライド」のご提供とご出演をいただいています。これは、ミュージシャンとして高いプロ意識を持ち音楽に向きあうスガさんの姿勢が、事故解決のプロとしてお客様に寄り添い事故と向きあうソニー損保の社員の姿勢と重なる部分があると感じたことから、スガさんにお願いして実現したものです。
◆ CMやメイキング映像は、スペシャルサイト「スガシカオ meets ソニー損保~プロのカタチ~」でご覧いただけます。
【スマートフォン向けアプリ】
● 「ご契約者アプリ」提供開始(2014年4月)
ご契約者向け各種サービスの、スマートフォンでのご利用をより快適にすることを目的に、「ご契約者アプリ」を提供しています。「ご契約者ログイン機能」でご契約者専用マイページへのログインをスムーズにするほか、「フォトメモ機能」でお客様のお車に関する情報(自動車保険や車検証に関する情報など)をスマートフォンに集約することもできます。
● 「プッシュ通知機能」を「ご契約者アプリ」に追加(2014年7月)
「ご契約者アプリ」に、「プッシュ通知機能」を追加しました。事前に地域や満期月を登録していただくことで、自然災害発生時に保険金請求に関する情報を案内するほか、満期月の接近をお知らせします。
◆ 「ご契約者アプリ」の詳細は、当社ウェブサイトの紹介ページをご確認ください。
【公式ウェブサイト】
● 自動車保険ガイドへの「自然災害ガイド」追加(2014年6月)
集中豪雨や台風といった自然災害により車に損害が生じた場合、自動車保険で補償されるかどうか、また、自動車保険を使うと等級にどのような影響があるか、などについて解説しています。
◆ 「自然災害ガイド」は、こちらからご覧いただけます。
【環境保全活動】
● ソニー損保13基目の「そらべあ発電所」寄贈(2014年4月)
自動車保険の‘保険料は走る分だけ’という商品特性を活かして運営している「幼稚園にソーラー発電所を☆プログラム」により、再生可能エネルギー普及活動と環境教育に取組むNPO法人そらべあ基金(以下、そらべあ基金)に寄付を行っています。2014年4月には、そらべあ基金を通じて、ソニー損保13基目となる太陽光発電設備「そらべあ発電所」を広島県呉市の保育園に寄贈しました。2014年9月には、ソニー損保14基目となる「そらべあ発電所」の寄贈を予定しています。
【社外の評価】
● 日本ブランド戦略研究所「顧客サポート調査2014」自動車保険部門1位(2014年5月)
株式会社日本ブランド戦略研究所が実施した「顧客サポート調査2014」の自動車保険部門において、総合ランキング、部門別ランキング(サポートサイト部門、コールセンター部門)、いずれも第1位の評価をいただきました。
◆ 日本ブランド戦略研究所の発表資料をご参照ください。
● 価格.com「自動車保険満足度ランキング2014」第1位(2014年6月)
株式会社カカクコムが実施した「自動車保険満足度ランキング2014」において、「総合満足度ランキング」で1位となったほか、項目ごとランキングのうち「サービス内容に関する満足度ランキング」でも1位の評価をいただきました。
◆ カカココムの発表資料をご参照ください。
平成27年3月期 第1四半期の主要業績 (別紙)