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2010年05月20日

2010年(平成22年)3月期 決算の概要について(※2010年6月18日付訂正反映済)

ソニー損害保険株式会社(東京都大田区、代表取締役社長:山本 真一)は、平成22年3月期(平成21年4月1日~平成22年3月31日)決算の概要について、別紙(PDF)  のとおりお知らせします。なお、業績の状況および主なトピックスは以下のとおりです。
 

業績の状況


◆ 順調な業績の伸展

20100520_01.jpg主力の自動車保険の新規契約獲得が好調で保有契約件数が順調に増加したことから、正味収入保険料は前年度より10.4%増の67,440百万円となりました。経常利益は、保険料収入の増加や事業費の適切なコントロールなどにより、前年度より17.8%増の2,565百万円となりました。当期純損益は前年度の1,556百万円の純損失に対し、1,604百万円の純利益となりましたが、これは主に、固定資産処分損等の特別損失が前年度より大幅に減少したことによるものです。

なお、自動車保険とガン重点医療保険を合わせた保有契約件数は、平成22年3月末では前年度末より12万件増加して127万件を超え、順調に契約件数を増やしています。


 コンバインド・レシオは引続き低水準を維持

自動車保険の保有契約件数の増加および事故発生率の上昇の影響によって支払保険金が増加し、正味損害率は前年度より2.2ポイント上昇して57.2%となりました。正味事業費率は効率的な業務体制の継続により、前年度より0.6ポイント低下の26.1%となりました。その結果、正味損害率と正味事業費率を合算したコンバインド・レシオは、前年度より1.6ポイント上昇し83.3%となりましたが、引続き低水準を維持し、高い収益力を確保しています。


 十分な支払余力の保持(ソルベンシー・マージン比率)

ソルベンシー・マージン比率は平成22年3月末現在で1,018.5%となり、保険金の支払能力に問題がないとされる基準である200%を超える、十分な支払余力を保持しています。

 

当社の業績は、日本の会計処理の原則ならびにその手続きおよび表示方法(以下「会計原則」)に準拠して作成しており、その会計原則は、当社の親会社であるソニー株式会社が開示する連結業績の準拠する米国の会計原則とは異なります。





 

2009年度(平成22年3月期)の主なトピックス


20100520_02.jpg● PCおよび携帯電話のウェブサイトで、海外旅行保険の販売を開始(2009年5月)

ソニー損保の海外旅行保険は、渡航前であれば直前でも契約手続ができ、書類郵送を省略することでペーパーレス割引(一律300円)が適用されます。また、海外旅行保険サービスにおいて豊富な実績を持つJTBグループのジェイアイ傷害火災保険株式会社と業務提携することで、同社の全世界に広がるネットワークを通じた充実したサービスを提供しています。


20100520_03.jpg● ウェブサイトでセコム損保のガン保険「自由診療保険メディコム」の販売を開始(2009年6月)

ソニー損保のウェブサイト上にある「保険セレクション」で、日本で唯一自己負担分を全額補償するセコム損害保険株式会社の「新ガン治療費用保険(販売名称:自由診療保険メディコム)」の販売を開始しました。

「保険セレクション」は、他種目の商品販売などに関するお客様からのご要望にお応えするため、ソニー損保の推奨商品を紹介・販売するために設置したコーナーです。


● ロードサービスでの、携帯電話GPS位置情報サービス機能の利用開始(2009年7月)


● カスタマーセンターで「お約束サービス」開始(2009年10月) 

平日9:00~17:00に受信した契約手続に関するEメールでのお問合せに、3時間以内に返信することをお約束するサービスを開始しました。


● 自動車保険、ガン重点医療保険の商品改定(2009年11月)〔対象:2010年2月1日以降保険開始日の契約] 

自動車保険については、お客様のご要望にお応えして、「対物超過修理費用補償特約」と「運転者本人限定特約」の2つの特約を追加しました。医療保険については、保険料が一生涯固定されるプランについて、契約可能年齢上限を従来の65歳から70歳に引上げ、幅広い年代の方にSUREのご加入をご検討いただけるようにしました。


●銀行を通じた自動車保険の販売拡大

マーケティングノウハウやダイレクトビジネスモデルの特性を活かせる販売経路拡大の取組みの1つとして、銀行窓販の拡大にも積極的に取組んでいます。2009年10月にはじぶん銀行での、2010年3月には福岡銀行での自動車保険の販売を開始しました。


20100520_04.jpg● そらべあ基金を通じた、太陽光発電施設の保育園への寄贈

地球温暖化防止を目指してグリーン電力普及啓発活動を行うNPO法人そらべあ基金(以下、そらべあ基金)への寄付活動を通じ、全国の保育園に太陽光発電施設を寄贈しています。2009年11月には栃木県の保育園に、2010年3月には長崎県の保育園に太陽光発電施設を寄贈しました。

同基金を応援するため、2009年3月から自動車保険の商品特性を活かした寄付活動「幼稚園にソーラー発電所を☆プログラム」を開始しました。同プログラムは、お客様が実際に走った距離が契約時に申告した予想走行距離よりも少なかった場合、「100キロにつき1円」を当社がそらべあ基金に寄付するものです。そらべあ基金が、当社からの寄付をもとに全国の幼稚園や保育園に太陽光発電施設を寄贈することで、自然エネルギーの普及や、多くの子どもたちの環境に対する関心を高めることを目指す取組みです。


 

 ☆☆☆ 営業開始から10周年 ☆☆☆

1999年9月のインターネットでの自動車保険の申込受付開始、同年10月の自動車保険の電話での見積り・申込受付開始から、2009年秋で10周年を迎えました。

営業開始から8年目の2006年度に日本会計基準での通期黒字を達成し、10年目の2008年度には、主力商品である自動車保険の保有契約件数が100万件を突破するなど、順調な成長を続けています。


20090514pdf.gif
平成22年3月期(2009年度) 決算概要(別紙)



※2010年6月18日に以下の訂正を行いました。



当社発表資料についての訂正

 

 


※ソニー損保の海外旅行保険は、2012年9月末をもって販売を終了させていただきました。(2012年10月15日追記)


 

 ソニー損保のスローガンは『"Feel the Difference"~この違いが、保険を変えていく。~』です。
お客様にとって価値ある「違い=Difference」をビジネスのあらゆる領域において創造し、お客様に提供していこうという私たちの意思を表しています。

また、お客様にとって少しでも価値ある情報を提供できるよう、「
お客様とソニー損保のコミュニケーションサイト」を設置して、お客様の評価お客様の声担当者の取組み(不満ゼロへの挑戦)保険に関するさまざまな情報(保険プロムナード)を提供しています。ソニー損保ならではの違いを感じていただければ幸いです。

 

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