ソニー損害保険株式会社(社長:山本真一)は、2005年3月期決算の概要について、別紙のとおりお知らせします。なお、業績の状況および2004年度の主なトピックスは以下のとおりです。
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当社の主力商品である自動車保険、ガン重点医療保険ともにご契約者数が着実に増加し、2004年度決算での正味収入保険料は37,849百万円(対前年同期比:123%)となりました。また、自動車保険とガン重点医療保険を合わせた保有契約数は65万件を超えています。
一方、自然災害の多発などにより、保険金支払額や将来の保険金支払いに備えて積立てる支払備金の額が膨らんだことから、経常損失は2,806百万円となりました。
諸比率については、業務の効率化などにより正味事業費率は34.6%となり、正味損害率(51.9%)と合算した率(コンバインドレシオ)は86.5%になりました。さらに、ソルベンシー・マージン比率は1095.2%(2005年3月末時点)で、基準となる200%を超える十分な支払余力を確保しています。
なお、ソニーグループの連結決算で適用している米国会計基準(*)では、2003年度に引続いて2004年度の決算でも黒字を達成しており、黒字基調が定着しています。 |
(*)国内法定会計基準と米国会計基準の主な違い |
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国内法定会計基準では、巨大災害等に備えた「異常危険準備金」を積立てることになっていますが、米国会計基準ではそのような準備金の積立ては行いません。 |
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米国会計基準では、契約獲得にかかる費用を保険期間に応じて繰延・償却する会計処理を行いますが、国内法定会計基準では発生年度に全額費用化する会計処理になっています。 |
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【新スローガン導入と主な取組み】
お客様に価値を感じていただけるような、「ソニー損保らしい」「他社とは違う」サービスの提供をめざして、2004年度から新しいスローガン“Feel the Difference”を掲げ、さまざまな取組みを進めてきました。
≪ 2004年度の主な取組み ≫ |
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◆2004年7月 |
お客様とのコミュニケーションを促進するため「ソニー損保のコミュニティサイト」を開設 |
◆2004年10月 |
事故解決サービスをさらに充実させるため、事故解決に関する各種サービスをウェブサイトで提供する「インターネットサービスセンター」の機能を拡充 |
◆2004年11月 |
自動車保険のリスク細分項目の1つである年間走行距離について、走らなかった分の保険料を翌年の保険料から割引く「くりこし割引」サービスの業界初での導入 |
◆2005年2月 |
事故解決サービスのさらなる充実をめざし、携帯電話用ウェブサイト「Mobile Gateway」にインターネットサービスセンターの主要機能を追加 |
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【ソニーフィナンシャルホールディングスグループの一員として】
2004年4月1日付けで、ソニー生命保険、ソニー銀行とともに、同日に設立されたソニーフィナンシャルホールディングスの100%子会社となりました。ソニーフィナンシャルホールディングスグループ各社との連携をさらに強めることで、顧客サービスの一層の向上に努めます。
なお、2004年度に開始したソニーフィナンシャルホールディングスグループ他社との提携による新たなサービスとしては、ソニー銀行の住宅ローン利用者向けの火災保険「ソニー損保の火災保険 for MONEYKit」の販売があります。 |
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決算報告資料をPDFファイルにて閲覧できます。 |
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