ソニー損害保険株式会社(東京都大田区、代表取締役社長:丹羽 淳雄、以下「ソニー損保」)の平成26年3月期第1四半期(平成25年4月1日~平成25年6月30日)の主要業績について、別紙(PDF)のとおりお知らせします。なお、業績の状況および主なトピックスは以下のとおりです。
[別紙]
・四半期貸借対照表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P1
・四半期損益計算書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P2
・当四半期の損益状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P3
・種目別保険料・保険金・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P4
・単体ソルベンシー・マージン比率・・・・・・・・・・・・・・・・P5
業績の状況
◆ 正味収入保険料
主力商品である自動車保険を中心に保有契約件数が伸びたことなどにより、正味収入保険料は前年同期より5.9%増の22,741百万円となりました。自動車保険とガン重点医療保険を合わせた保有契約件数は平成25年6月末で156万件となっています。
◆ 経常利益、四半期純利益
経常利益は、正味収入保険料の増収により経常収益が増加したことに加え、正味損害率が低下したことなどから、前年同期より85.0%増の1,342百万円となりました。また、四半期純利益は、前年同期より93.6%増の869百万円となりました。
◆ コンバインド・レシオ
正味損害率は、自動車保険の料率改定や事故発生率の低下により前年同期から1.7ポイント低下して58.2%となり、正味事業費率は自動車の保険料増収に加え、契約獲得費用を適切にコントロールしたことから、前年同期から0.7ポイント低下して23.8%となりました。その結果、正味損害率と正味事業費率を合わせたコンバインド・レシオは前年同期から2.4ポイント低下の82.0%となりました。
◆ 単体ソルベンシー・マージン比率
単体ソルベンシー・マージン比率は、平成25年6月末現在で平成25年3月末より31.3ポイント上昇の535.5%となりました。保険金の支払能力に問題がないとされる基準である200%を大きく上回る、十分な支払余力を保持しています。
* 単体ソルベンシー・マージン比率の算出方法や内訳については、別紙PDF(P5)をご確認ください。
※当社の業績は、日本の会計処理の原則ならびにその手続きおよび表示方法(以下「会計原則」)に準拠して作成しており、その会計原則は当社の親会社であるソニー株式会社が開示する連結業績の準拠する米国の会計原則とは異なります。
2013年度(平成26年3月期)第1四半期の主な取組み
【商品改定】
●自動車保険(2013年4月1日以降が保険始期日となるご契約を対象に改定)
新たにソニー損保で自動車保険をお申込みいただく場合に適用されるインターネット割引額を、従来の5,000円から8,000円に拡大しました。また、損害保険料率算出機構がノンフリート等級別料率制度(等級制度)を改定したことに伴い改定後の等級制度を導入したほか、保険料率の改定も実施しました。
●医療保険(2013年6月1日以降が保険始期日となるご契約を対象に改定)
先進医療費保障特約の保険期間中の通算支払限度額を、従来の1,000万円から2,000万円に引上げました。なお、保険始期日が2013年5月31日以前のご契約に付帯された先進医療費保障特約についても、追加保険料や契約内容変更手続無しで、2013年6月1日以降に保険金のお支払いの対象となる先進医療による療養を受けられた場合の通算支払限度額を2,000万円に引上げました。
【お客様サービス】
●「ISO10002」適合宣言後の態勢に関する2013年版第三者意見書を取得(2013年4月1日)
ソニー損保は、苦情対応に関する国際規格「ISO10002」に適合した苦情対応マネジメントシステムの構築を2011年4月1日付で宣言しました。宣言後も継続して同規格に適った態勢を保持していることについて、第三者(苦情マネジメントシステムの専門家)に確認を依頼し、2013年4月1日付で2013年版第三者意見書を取得しました。
●ご契約者優待サービスの拡充(2013年8月1日から)
お客様にソニー損保でご契約いただくことのメリットを今まで以上に感じていただきたいと考え、2004年から提供している「ご契約者優待サービス」について、ソニー損保での自動車保険または医療保険のご契約が2年目以降となるお客様を対象に拡充しました。
【環境CSR活動】
●太陽光発電設備「そらべあ発電所」を大阪府の保育園に寄贈(2013年8月(予定))
そらべあ基金(再生可能エネルギーの普及活動や環境教育を行うNPO法人)の「そらべあスマイルプロジェクト」を通じ、2013年8月に大阪府堺市の保育園に太陽光発電設備「そらべあ発電所」を寄贈することになりました。ソニー損保による「そらべあ発電所」の幼稚園・保育園への寄贈数は、同寄贈により計11基になります。