ソニー損害保険株式会社(社長:山本真一)は、2008年3月期(平成20年3月期)中間決算の概要について、別紙(PDF) のとおりお知らせします。なお、業績の状況および主なトピックスは以下のとおりです。
業績の状況
◆ 順調な業績の伸展
主力商品である自動車保険、ガン重点医療保険ともにご契約者が着実に増加し、正味収入保険料は前年同期より8.1%増の27,464百万円となりました。
また、経常利益は前年同期より1,083百万円増加して2,017百万円、中間純利益は前年同期より1,209百万円増加して1,956百万円となりました。
なお、2007年9月末時点の自動車保険とガン重点医療保険を合わせた保有契約件数は、前年同期より約9万件増加し約98万件となっております。
◆ コンバインド・レシオの改善
業務の効率化などにより、正味事業費率は前年同期より0.6ポイント改善して25.3%となりました。その結果、正味損害率(51.1%)と正味事業費率を合算した率(コンバインド・レシオ)は前年同期より0.7ポイント改善の76.4%でした。
◆ 十分な支払余力の保持(ソルベンシー・マージン比率)
ソルベンシー・マージン比率は2007年9月末現在で1,067.7%となり、保険金の支払能力に問題がないとされる基準である200%を超える、十分な支払余力を保持しています。
2008年3月期(2007年度)上期の主なトピックス
● ISO27001の認証取得(2007年6月20日付)
全社を登録対象とした、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格「JIS Q 27001:2006(ISO/IEC 27001:2005)」の認証を取得しました。
● グリーン電力証書システムの導入(2007年7月から)
環境保全活動の一環として「グリーン電力証書システム」を導入し、日本自然エネルギー株式会社が提供する「グリーン電力証書」の発行を受けました。2007年度は当社本社における年間電気使用量の約6%にあたる3万kWh相当分の風力発電を購入する予定です。
● ガン重点医療保険SURE<シュア>商品改定(2007年8月販売開始)
充実したガン保障や満60歳以降の保険料を半額にできる特約が特長の「ガン重点医療保険SURE〈シュア〉」について、2007年11月1日付で改定を実施しました。この改定により、満60歳以降の1入院限度日数を満59歳以前の2倍の120日にするなど将来の長生きリスクへの備えをさらに充実させた「SUREスマートフィット」を新設しました。また、「骨髄ドナーサポート特約」を導入し、社会的にも意義ある商品へと進化させました。
*本改定による一部の保障範囲の拡大(骨髄ドナーサポート特約導入など)は、すでにご加入いただいているお客様についても、2007年11月1日以降の入院などに対して適用しています。
2008年3月期(平成20年3月期)中間決算概要(別紙)
(*)当社の業績は、日本の会計処理の原則ならびにその手続きおよび表示方法(以下「会計原則」)に準拠して作成しており、その会計原則は、当社の親会社であるソニー株式会社が開示する連結業績の準拠する米国の会計原則とは異なります。