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富士山、登ってきました。

ソニー損保 ウェブサイト企画部 渡辺です。

6月1日に「富士ヒルクライム」に参加してきました。これは、富士山の麓にある北麓公園からスタートし、富士スバルラインを五合目まで登る自転車レースです。レースというにはおこがましいのですが、先にスタートするグループは本気のレースになっています。私は完全に完走目的での参加ですからレースというよりはイベントになります。とはいえ、3年前に一度出場し完走しましたので、その時のタイムが目標です。


レースは前日のうちに受付手続を行うのですが、その天気は雨でした。

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現地に到着した時間が遅かったせいか、イベントステージも片づけが始まっていました。

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実は、申込んだことを後悔しており、天気が悪かったことも重なって、そもそもレースに向かって奮い立つものがありませんでした。でも一緒に行こうと約束した友人もいたので、とりあえず現地まで来た、というのが本音でした。

明けて翌朝、天気は最高です。

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スタート地点から見た富士山です。晴天。降水確率ゼロパーセント。これでやらなきゃいつやるんだ、ですよね。一方、スタート会場の公園は、人とバイクでこんな感じになっていました。

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参加人数は約4,300人。すごい人数です。下世話にもバイク一台20万円とすると、9億円近いバイクがここにあるわけで、とかわけの分からない皮算用をしたりしていました。

いよいよスタートです。

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スタート直後に結構キツイ坂があるのですが、これがつらい。どんどん追い抜かれてゆきます。一合目の標識をみて「まだ、一合目か」と思うぐらい最初がキツカッタです。しばらく走ると序々に自分のペースが分かってきますが、ハーハーゼーゼーいう状態は続き、心拍数は170を超えてきます。
でも、ここでやめるわけにはいきません。途中2つある休憩ポイントでのストップは1ヵ所で水分補給をするに止めひたすら漕ぎ続けます。
すると見えてくるのがゴールです(すいません、レース中は漕ぐのに必死で写真を撮る余裕はなかったのでいきなりゴールの写真です)。

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途中キツイところでは(ほとんどキツイんですが)「もう2度とこんな大会にでないぞ」とか「なんでこんなアホなことをやってんだろう」とか思いながら、ペダルを踏んでいました。でも、途中、地元のボランティアの方々の応援の声に励まされ、なんとかゴールできました。
そのゴールの味はなんと表現したら良いか分かりません。五合目からみる富士山は格別で、完走のごほうびとして最高の眺めでした。

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先ほどスタートを待っていた人々はみんなここまで来ているわけで、五合目もこんなラッシュアワーになっていました。

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あとは下りです。これがまたすごく怖いんです。なんせ、必死になって登ってきた坂道を、あっという間に下ってしまうわけですから。そのスピードは想像以上です。もしかしたら、自動車で下るスピードより速いかもしれません。なんとか途中事故も起こさずに下山ができましたが、ブレーキに両手をかけていたので、戻ってきたときは腕がガクガクいっていました。

レースを終え後片付けをして帰宅の途についたのが昼過ぎ。午後そんなに遅くない時間に自宅に戻りましたが早速パソコンを叩いてみました。予想通り、大勢の方が大会の模様をブログにアップしていました。このとてつもないスピードで個人が情報発信できる点はインターネットが支持されている大きな理由なのでしょう。あと、ブログにアップされている方々のタイムが早いのにも驚きました。

インターネットでいろんなことを探すのは大好きな私ですが、パソコンで心拍数が170になるような運動はできません。やはり実際に体を動かすことは大切ですね。これから雨のシーズンになりますが、時間をみつけてジョギングやサイクリングを楽しみたいと思います。

最後になりますが、レースの結果報告です。正確なタイムは分かりませんが目標である3年前の記録は大きく短縮しました。ちなみに正式なタイムは「富士ヒルクライムオフィシャルサイト」で6月第1週内に掲載される模様です。やはり情報の新鮮さはインターネットに不可欠のようですね。

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